「ウォッチメン」(映画)を観ました

ザック・シュナイダー監督作品。163分もある作品でしたが、飽きずに観られました。
オープニングは秀逸でした。うまく世界観に引き入れながら、歴史を映像で見せて説明するうまいやり方。音楽の使い方もすばらしい。あんなに音楽が前面に出る演出はあまりない気がします。

しかしなんだか「エログロ」な映画でした。
原作はダークなアメコミらしいし、フライヤーにも「驚愕のリアル・ミステリー」とあるので、「ヒーローが悪人をやっつける」という定型の物語ではないとは思っていましたが、まさか「エログロ」だとは…

まぁ、「エロ」も「グロ」も監督が大好きなんでしょう。好きじゃないとあんなセクシーなベッドシーンは撮れないですよ。
同じ監督の「300」は観ていないのですが、どうなんでしょうかね。

しかし、エロティックなシーンはフェティシズムと執拗さがあり、見応えがありました。Dr.マンハッタンの非人間性とその他のスーパーヒーローたちの人間らしさを強く感じるシーンでもあります。
グロテスクなシーンもふんだんにあり、これも人間らしさを感じました。
「正義」や「善悪」がテーマだったではないかと思うのですが、それを描いていくうえで人間らしさをきちんと見せていくのは大事ですよね。

でも、「エロ」も「グロ」も執拗すぎて、163分なんて長さになっちゃったんじゃないのかなぁ…。